去年の4月にできた市役所の障がい者ワークステーションという所で、去年の5月に実習させてもらいました。

最初の頃は、とても緊張していました。
職員さんから説明を受けて難しそうだなと思いましたが、6月から職員として働いています。

新しい仕事は覚える事もあって大変です。
色んな仕事をした中で難しかったのは、古紙縛り、ズボンの刺繍取りです。古紙回収では、本庁舎や北分館、南分館の色んな課を回って、古紙・シュレッダーにかける紙・封筒・ダンボールを回収します。古紙を縛る人と回収する人で行動します。

古紙縛りは、見ていて簡単そうだと思ったんですが、実際に自分でやってみたら、紐が緩くなり、力を使う仕事だなと思い難しかったです。コツを掴むのに時間がかかりました。今はまだ練習中ですが、少しずつ力がついて、最初の頃より強く結べるようになり嬉しく感じました。
ズボンの刺繍取りは、とても細かくて道具の使い方が難しくすごく苦戦してまいした。取れた時は嬉しかったです。仕事の中で嬉しかったことは、塩沢にある廃棄物対策課の清掃での出来事です。ここでは、建物内の清掃をしています。2階建ての建物なんですが、部屋が広くて、たくさん体を動かします。何回も同じ所をほうきやモップがけしないようにと、隅々まで綺麗にすることを意識しながら清掃を頑張っています。事務所の職員さんから「いつもありがとう、笑顔で来てくれて」と言われ、毎週清掃して良かったなぁとやりがいを感じてすごく嬉しかったです。

外の仕事で印象に残っているのは「コロナワクチン接種会場の清掃」「越後湯沢駅のパンフレットの補充」です。ワクチン接種会場の清掃では、室内がすごく広く、物を動かしたり戻すのがあり、覚えるのに時間がかかりました。ちょうどその頃は、夏の時期だったので、すごく暑かったけども、水分や休憩しながら仕事をしました。パンフレットの補充は、週に一回越後湯沢駅まで車で移動し駅の中で補充しています。パンフレットが減っていることもあるのですが、減らないことが連続であったりして、悲しかったです。2枚か3枚でも良いからもらって欲しいなと強く思いました。目の前で取ってくれた時は、嬉しかったです。最初の頃は仕事の中で悩んだり、体調が悪かったり、不安なことがあっても、気を使ってしまい、自分が言ったら相手からどう返ってくるんだろうと思うと、怖くて言いづらい気持ちでいっぱいでした。しかし、新しく職員さんも来てくれて少しずつですが、面談や話し合いのおかげで、今は体調の変化や不安なこと、困った事、思った事、伝えにくかった事が言えるようになりました。

ワークステーションで自分が職員になった事、今振り返ると、他の課から新しい依頼をたくさんもらったり、難しい仕事や厳しいことも言われたりもありましたが、なんでもチャレンジし経験したおかげで、このワークステーションの職員になれて良かったと思えるぐらい毎日すごく楽しいです。

<これからの目標>
1つ目「テキパキと動くこと」例えば、古紙回収で台車を動かす時には、周りを見て邪魔にならないように動くこと。
2つ目「自分で考える力を身につけること」どうしたら自分が仕事を早くできるか、なんで上手くいかないのか、相手から注意されたこと、こうすれば良いんじゃない?とアドバイスを貰ったことについて、理由を探って考えていきたいです。

工房とんとんでは、パン製造に従事し頑張っていました。今後のご活躍も楽しみにしています。